ヒアルロン酸の名前の由来
ヒアルロン酸は、1934年に米国コロンビア大学教授のカールマイヤー博士らによって、牛の目の硝子体から初めて分離されました。 そのため、ギリシャ語のHyaloid(ヒアロイド/硝子体)、この物質がUronic acid(ウロン酸)という物質を多く含むことから、「Hyaluronic acid(ヒアルロン酸)」と命名されました。その後、1986年には多糖体の国際命名法により、「Hyaluronan(ヒアルロナン)」という言葉も導入されています。 そして、国内では医薬品として使用され始めてから今年で20年になり、現在では、医療用医薬品として、変形性膝関節症、肩関節周囲炎、関節リウマチにおける膝関節痛の治療のほかに、眼科領域、外科領域でも使われ、また化粧品、健康食品にまで幅広く利用されているようです。